ちょっとしたクレームに対応した時のお話
- 2022/04/01 (金)
こんにちは!
夕楓です😊✨
今日は
もしかしたら私の施術を受けるお客様の立場からしたら
言わないまでも
これ、感じているかもしれないなーと思うことを
お話したいと思います。
新規の男性、ご年配のお客様でした。
主訴としては
左肩が特に辛いと言うことでした。
足、腰に関しても
何かと左にばかり不調が出るのだと。
主訴をベースとして
体全体の状態を確認、
主訴とリンクさせながら
いつも施術を進行していくのですが、
それはいつも、私の感覚なんですよね。
同じお客様でも
施術する度に主訴が変わったり
前回より状態が良かったり
良くなかったりする。
体の状況がいつも違うのに
いつも決まったマニュアル通りの施術をするって
私の中ではマッサージチェアと一緒じゃんって
思っちゃうから、
お客様のお好みを探りつつ
生身の人間だからこそ施せる柔軟な手技に
こだわりたいんですよね。
そう。
左肩が終わり、
右肩に移り施術を開始してほどなくした頃に
「左と右の施術の仕方が違うんですね。
左はこうこうだったのに…」と言われたんです。
お客様が思い描いている施術と
私の施術が違ったようでした。
思っていてもおっしゃってくださることは少なく
正直な方だなと感じました。
私は
「はい、
左と右の筋肉の疲れ方が違うと言うことは、
負荷のかかり方が違うので
体全体のバランスがどうしても均一ではないんですよね。
こうやって施術をしていても
明らかに筋肉の硬さや張り方も左右で違うんです。
その上で全体的なバランスを取り戻そうとした時に
左と右を全く同じように施術をするとは
ならないんですよね。
状態関係なく左右同じように
施術をした方がよろしければ対応しますが、
そうしましょうか?」と言うと
「なるほどねぇ~!
へぇ~!プロフェッショナルだねぇ~!」
と、府に落ちた面持ちで
「余計なことを言ってすみません、
お任せします!」とおっしゃいました。
私の施術スタイルを理解してくださり
嬉しかったし、ホッとしました。
基本的に
大まかな施術スタイルは変わらないけど
その時々で何かしら変わります。
順番かもしれないし
強さかもしれないし
左で施さなかった手技を
その時の感覚で取り入れることもあります。
なぜかって
主訴を少しでも緩和させたい!と思うからです。
そのために
私の中にある知識と経験と勘を総動員しています。
セラピストさん毎に
それぞれの施術スタイルがあります。
同じ手技をしたとしても
やはり相性と言うものがあります。
それは良い悪いではなく
しょうがないことですよね。
でも、今回は幸いに
なぜ左右同じように施術をしてくれないのか?
と、正直に伝えてくださったお陰で
最後まで、お互いに納得して気持ち良く
施術を終えることができました。
これはクレームではなく
ただ疑問に思ったことを
伝えてくださっただけなのかも知れません。
「あっ!肩も首も軽くなった!」と
上がりずらかった左腕をひょいひょいあげながら
軽くなった体の感覚をかみしているお客様を見て
うれしくなりました。
私もよくお勉強を兼ねてリラクゼーションを
お客さんの立場で受けに行きます。
ジャンル問わず
行くサロンも固定せずに
あえて、色々なところへ出向きます。
左右で疲れ方が違う時に
それを見抜いて、絶妙にそこにかける時間が変わったり
強さが違ったりするセラピストさんに当たると
嬉しくなります。
逆に
体の状態をお構いなしの施術に
なんだかなーと感じることもあります。
お話に夢中になって
意図はなく、単純に左右で施術が違うのは
気になったりもします。
あ、
でもあまりにも盛り上がってしまった時は
私もあるかもしれません。
気をつけます(笑)
料金は、それなりにお支払するので
満足度が低いとがっかりします。
でも、こればっかりは
受けてみなければわからないので
当たりはずれの世界だと思ってしまいます。
私の施術スタイルは
もしかしたら
あなたの思い描いている施術とは違うかもしれない。
でも
お客様よりもお体についての知識も経験もある。
私の施術がハズレにならないよう
お客様のご希望に寄り添いつつ
主訴に誠心誠意お答えするスタイルで
これからも進化していきたいと思います😊
それでも
手が合わなかった場合は
ごめんなさい🙇
あなたにぴったりのセラピストさんが
見つかりますように!
こうやって
いつもお客様に
育てられています。
ありがとうございます🙇✨