腰が辛い!明日の仕事休めなくて…。電話口からのSOS!
- 2022/05/03 (火)
裏庭の桜が今日も満開🌸
GW中は雨続きだけど
今日も笑顔で営業中!
こんにちは。
夕楓です😊✨
今日は
腰に緊急事態発生中の
体が資本のお仕事をしていると言う
男性のお客様のお話をします。
電話口から
「あのー、今腰を痛めちゃってかなり辛いんですけど
マッサージしてもらえないですか?
明日も現場あって休めなくて…」
声のトーンや雰囲気から
辛さと焦りが伝わってきました。
何とかしてあげたいけど…
「腰の痛みが治るとは言えませんが
大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です!本当に参ってて
少しでも楽になりたいんです…」
(ギックリ腰かな?)
「お力になれるかわかりませんが
承知しました!」
と言うわけで時間外で出動。
ご自宅に到着すると
駐車スペースの案内をしてくださいました。
歩けてはいる。
動けないほどの重症ではない様子。
よかった。
「明日現場に行かないわけにいかなくて
本当に来てくれてありがとうございます。」
まだベッドすら広げていないのに
何度も感謝されるんです。
よっぽど切羽詰まってたんだな。
何とか楽になってくれたらいいな。
仏壇のある和室に通され
ベッドをセッティング。
遺影のお父様にも
心の中でご挨拶をして施術開始。
どの態勢が一番つらいのか
どこが痛むのか
状況をヒアリングしていくと
★過去に足場から2度落ちて腰をケガしてから調子は良くない。
★背骨が側弯している
★膝も違和感ある
★左右の肩の高さが違う
★最近ストレスもあり眠れない
★ヘルニアではなく、過去のケガによる影響だと思う
…との事。
たくさん出てきました。
手掛かりの参考にする。
とりあえず
絶賛炎上中の腰には触らず
筋膜のつながりや組織のつながりを使った施術で
アプローチ開始。
まずは骨盤周りを徹底的にゆるめる。
サロン勤めの時は、
施術の際にトラブル防止の為ということで
触れてはいけない場所というのがありました。
例えば胸周りとか
鼠径部付近とかね。
その場所こそゆるめたら楽になるのになーと
内心思いながら働いていた時期がありました。
今は個人で活動しているので
お客様が楽になることを第一優先で
状況を見ながら自由に伸び伸びと
施術させていただいています。
施術を始めて10分ほど経ったころ
このお仕事何年されてるんですか?と聞かれ
今年で13年目ですと言うと
「そうでしょう!うまいもん!なんか全然違うわぁ」
と言ってくださり、一手一手をしっかり感じながら
受けてくださっている印象でした。
そう言われると、自信になるし嬉しい。
褒められたら伸びるタイプです😁✨
その後も
「あー!…楽。」
「それ今までされたことないわー!いいわー…」
お腹側から深層の腰筋にアプローチした時も
「おー!なにこれ…すごい効いてる!すごいわ」
「見た目のわりに、力あるんだねぇ!」
(そう!女性平均を余裕で上回る握力です😂)
リアクションがとてもわかりやすくて
状況を繊細に見極めながら
施術進行することができました。
最近は眠れていないとの事でしたが
体が解れてきた後半には
寝息を立てていました💤
終わる頃に
ほとんど触れていなかった
腰にようやく触れて確認。
少しづつ徐々に揺らしてみる。
うん。よし。
効果が長続きしますようにーと思いを込めて
全身をリズミカルに叩き上げる。
仕上げが終わり
ゆっくり起き上がると
少し放心状態のお客様。
徐々に現実に戻り
「・・・いやぁ~、よかった!本当によかった。」
を何度も😌
そして、
ゆっくり体を動かしながら
「あ!…ん?…楽!」
「あっ、ないわ。痛みない!」
私も驚いて
聞き直しました。
「え!?痛みゼロですか??」
もう一度
ゆっくり歩いてみたり
腰を反らせたりしながら
「うん。ないわ。」
よかったーーーーっ😆
心の中で万歳三唱🙌🙌🙌✨
「これで明日は大丈夫そうです!
本当に助かりました。遅くに来ていただいて
ありがとうございます。」
何度おっしゃったかな。
「こちらこそ
お役に立てて本当によかったです!
ありがとうございました😊✨」
私も何度も言う。
施術に自信を持ちつつも
いつも謙虚な気持ちで体に触れている。
不調のサインを読み解くつもりで。
それは
お客様のお体との対話。
この業界に入りたての頃は
腰痛のお客様が来ると
イヤでしたねー!😅あはは
悪くさせてしまったらどうしようと
ビビってたんです、はい。
そこで
腰痛に特化した手技について調べていたら
素敵な出会いがあったんです。
理学療法士、柔道整復師、鍼灸師の先生方でした。
リラクゼーションでありながら
治療要素も含んだ合理的な手技と理論を学び
苦手を克服するために
知識を付けていきました。
今では
だいぶ本質を見抜いた施術が板についてきました。
でも、まだまだです。
リラクゼーション業は
あくまでリラックスをお客様にご提供するもので
治すことが目的とされていません。
実は、
「治りますよ」と言って宣伝することも
法に触れてしまうんです。
だけど
施術後に、お客様のお体に起きた変化については
『事実』として
お伝えしていこうと思っています。
もちろん
効果には個人差がありますが
いつでも結果にこだわって
施術をしています。
パーキンソン病のお母様にも
この施術を受けて欲しいとの事で
後日、改めてご予約をいただきました。
既往症や持病、
そしてご年配と言うこともあり
施術をするに当たって
注意事項がたくさんあります。
でも
リラクゼーション効果がもたらす
うれしい変化もたくさんあります。
介護施設で働いていた時の経験や知識が
生きた施術になりました。
出会いに感謝!
いつもありがとうございます🙌✨